耽美画報

作者アーカイブ: ShirakawaKyoji

新花と蛇

158.一網打尽(6)

「何が獣だ。てめえの方がよほど人間らしくねえ格好だぜ。ケツの穴まで丸出しにして大きな口を叩くんじゃねんっ」  川田はそう言うとダミヤの尻をひっぱたく。 「生意気に、俺たちに盾つこうとするから、ケツの毛まで抜かれるような目にあうんだ」  吉沢も川田と調子を合わせるように、ダミヤの尻を平手打ちする。二人の男に交互に、見事なまでに実った双臀を叩かれ、ダミヤは悔し泣きをしている。 「それよりもそろそろこの…
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新花と蛇

157.一網打尽(5)

「ば、馬鹿なことはやめてっ!」  狂ったように身体を捩らせるダミヤにてこずった川田は「吉やん、ちょっと手伝ってくれ」と声をかける。 「よし、俺が手伝ってやろう」  森田はニヤニヤ笑いながら進み出ると「社長、いっしょにどうですかい。たまには運動しましょうや」と田代に声をかける。 「いいね」  田代もまたニヤリと笑うと、森田とともにダミヤの両側に回り、太腿の付け根をしっかりと押さえ込む。 「ああっ! …
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新花と蛇

156.一網打尽(4)

「嫌っ」 女が小さな悲鳴を上げるが、川田はかまわずナイフでボディスーツのヒップのやや上を切り裂いていく。ぐるりと一周切り裂くと、まるでタイツを脱がすように一気に引き下ろす。 「い、嫌っ!」 女の悲鳴が大きくなる。下半身が高級そうなレースの施されたブルーのパンティ一枚の半裸にされた女の顔が羞恥と屈辱で赤く染まる。 「どれ、もう一枚だ」 川田はナイフを置くと、両手を女のパンティにかけ、一気に引き下ろそ…
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新花と蛇

155.一網打尽(3)

「すると、今度も捨太郎のお手柄って訳か」 ウィスキーの水割りのグラスを手にした田代が川田に訊ねる。 「へい。奴がいつの間にか工場から抜け出して、門の外で隠れていたらしいんで。それから山崎の車が門の外に出たところに前に飛び出して、身体をぶつけて無理やりに車を止めたって訳でさあ」 まったく、捨太郎の奴でないと出来ない芸当でさあと川田は苦笑する。 「捨太郎は山崎が仲間を連れてくることを予測していたのか?…
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新花と蛇

154.一網打尽(2)

 久美子は知らなかったがストックホルム症候群という言葉がある。誘拐・監禁されている被害者が、犯人に対して次第に同調して行くというものである。かつて新聞王で知られたハースト財閥の令嬢、パトリシア・ハーストが過激派に誘拐されて、後に自ら犯人のグループに身を投じ、銀行強盗まで働いたというのがこの典型であるが、桂子はまさにこのストックホルム症候群に陥っていたのである。  そんな久美子の焦燥をよそに、車から…
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