耽美画報

アーカイブ: 白川夜話

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『恥虐の牝檻』のこと

杉村春也のたぶん最後の作品が『恥虐の牝檻(SM秘小説掲載時のタイトルは『性隷夫人悲姦の絆』)』は、鬼六さんがSM小説から離れた平成におけるこの世界の最高傑作ではないかと思います。当サイトの『ニュータウンの奴隷家族』も多大な影響を受けています。 特に、後半に登場する石川百合恵は、白川にとってSM小説のヒロインの理想の一人です。百合恵夫人が煽情的なビキニ姿でジョギングを強制されるシーンは同作品の名場面…
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好きなイラストレーター(その一 沖渉二)

1999年4月15日分再録。沖先生は、この書き込みを非常にうれしく思われ、プリントアウトしてずっともっておられました。 好きなイラストレーター(その一 沖渉二)   好きなイラストレーターといえば何といっても沖渉二。描く女性のキリリとした顔立ち、肉感的な体つき、大胆かつ繊細な筆致、バランスの良い構図、どれをとってもこの世界のナンバーワン。  古くは「裏窓」時代から活躍し、サン出版の「コレクター」や…
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連載小説のときめき

1999年4月7日掲載分の再録。状況は変わっていないというか……ますます悪化しているようですね。 連載小説のときめき  面白い連載小説があると、掲載誌の発行日が待ち遠しくてたまらなくなります。  まだ出ないか、まだ出ないかとそわそわして、そうだあの書店では発売日の一日前に店頭に並べていたはずだなんて、あてにもならないことを根拠にわざわざ電車代つかって出かけていって、やっぱり出ていないと空しく手ぶら…
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薄暗い古本屋

久々に「白川夜話」再録。1999年3月30日掲載分です。 薄暗い古本屋 高校生の頃、学校のある駅の一つ手前を降りて、線路沿いに歩いたところに、薄暗い古本屋がありました。 名前はもう忘れてしまいましたが、愛想の悪い親父が店の奥に坐っており、親父のすぐ隣の平台に、2、3カ月遅れのSM雑誌や奇たん倶楽部等が平積みにされていました。その横の棚には芳賀書店発行の、黒箱入り「花と蛇」や、久保書店のSM叢書など…
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