耽美画報

アーカイブ: 新花と蛇

新花と蛇

134.無条件降伏(6)

「珠江夫人と美沙江の場合だって同じことが言えるわ。珠江夫人の美沙江に対する思い入れ、あれはどう見たってプラトニックな同性愛だわ。美沙江の側だって同じようなものよ。お互いのそんな思いをかなえさせて上げたんだから、二人ともきっと悦んでいるはずよ」 「美紀夫人や絹代夫人だって決して不幸とは言えないわ。この屋敷に来なければ、愛する娘や息子たちとは一生会うこともできなかったのよ。美紀夫人は宝石のことしか頭に…
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133.無条件降伏(5)

 ふと気づくと久美子はホームバーの中央に置かれた簡易ベッドの上で寝かされ、鬼源が手に持つ捩り棒によって肛門拡張の調教を受けていた。 「やっと気が付いたのね、久美子」  声をかけたのは銀子である。久美子はいまだ夢から覚めやらぬような表情であたりを見回している。 「どう、痒みは治まったの?」  銀子は口に銜えた煙草の煙をふっと久美子に吹きかける。久美子はゆっくり首を振る。山芋に得体の知れない薬物を加え…
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132.無条件降伏(4)

 マリが久美子の乳首をくいくいと捩りながらそう言うと、久美子は「は、はいっ! 異存ございませんわっ。思う存分恨みを晴らしてくださいっ」と答える。 「お兄さんはなかなかハンサムだから、責め甲斐があるわ。素っ裸にして身体の毛を全部剃り上げて、チンチンを蝋燭でこんがり焼いてあげようと思うんだけど、いいかしら」 「そ、そんな……」  久美子がさすがに口ごもると義子がニヤリと残酷そうな笑みを浮かべ、テグス糸…
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新花と蛇

131.無条件降伏(3)

「空手使いのお嬢さんが、随分可愛いことを言うようになったじゃないか」 「お望みどおり、よく調べてやりましょうや」  森田がそううなずくと、田代と久美子の秘唇の両側を摘み、左右にぐっと引っ張るようにする。 「ああっ!」  女の羞恥の源を開帳させられた久美子は思わず狼狽えたような声をあげる。久美子の蜜壷はあますところなく暴かれ、細かく畳まれた肉襞や、その奥の処女の証しまで男たちの目の前にさらけだしてい…
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130.無条件降伏(2)

(岩崎一家などという巨大な組織に立ち向かうなんて、自分も兄も身の程知らずだったんだ。力を過信して、村瀬宝石店や千原流華道の奥様まで地獄に落とした自分たち兄妹は、それなりの制裁を受けるべきなんだわ――) (それがたとえ、おぞましい秘密映画や実演ショーのスターになることだとしても、死一等を免じられたことを感謝して甘んじて受けるべきなのだ。それが兄と私の運命なんだわ――)  それはすべて悩乱の極致の中で…
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