アーカイブ: 新花と蛇

新花と蛇

252.奴隷のお披露目(52)

「嫌っ」  美紀夫人は恐怖に目を見開き、甲高い悲鳴を上げるのだった。 「今さら何を狼狽えているのよ。奥様たちはこれを使って、静子夫人から尺八の特訓を受けていたのでしょう。銀子さんや朱美さんから聞いているわよ」 「だ、だって。だからと言って、それとこれとは──」  狼狽して首を振る美紀夫人に夏次郎が「今まで上のお口で加えていたものを下のお口で咥えるだけじゃない。そんなに狼狽えるなんておかしいわよ」と…
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251.奴隷のお披露目(51)

「知らなかったのなら教えてあげるわ。お嬢さんは夜の部で、黒人のボブと白黒ショーを演じるのよ」  美紀夫人はいきなり頭を殴られたような顔になる。 「同時に京子がこっちのペニスの持ち主、ジョニーと組むことになっているの。京子と小夜子の大和撫子コンビが勝つか。はたまた野獣のような黒人コンビが勝つか。セックスの日米対決って訳よ」  春太郎はそう言うと声を上げて笑う。 「無駄話ばかりしているとお客様が退屈す…
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250.奴隷のお披露目(50)

「あっ……」  二人の美夫人の乳首と乳首が触れ合う。絹代夫人はその部分から全身に電流が走るような感覚に、優美な裸身を痙攣させる。  美紀夫人もまた娘の小夜子同様、乳首に鋭敏な感覚を持つのか、上半身がヒク、ヒクと蠢くのを抑えられないでいる。  やがて美紀夫人の舌と珠江夫人の舌が、まるでそれぞれが一個の生き物であるかのように互いの口中で絡み合い、もつれ合う。同時に二人の美夫人の柔らかな乳房が押し合い、…
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249.奴隷のお披露目(49)

 吉沢と井上は慌てて春太郎と夏次郎に手を貸す。春太郎と夏次郎もまた不穏な動きを感じていたのか表情から笑いを消して、吉沢と井上と力を合わせて美紀夫人と絹代夫人を力一杯引き上げる。  ようやく二人の美夫人が舞台上に引き上げられたが、美紀夫人も絹代夫人も褌を脱がされ素っ裸になっている。 「褌を脱ぐ手間が省けたわね」  春太郎はそう言って夏次郎と顔を見合わせると、同時に肩を竦める。男たちによって危うくその…
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248.奴隷のお披露目(48)

「言っておくけど、やるのは奥様だけじゃないのよ」 千代はそう言うとおろおろしながら成り行きを見守っている絹代夫人に目を向ける。 「そこの家元夫人も付き合って、舞台に上がるのよ」 「な、なんですって」 美紀夫人は愕然と目を見開く。 「ど、どうして千原の奥様まで」 「当然でしょう。ピチピチした若い娘と、思わず食べたくなっちゃうような美少年の代わりを務めようというのよ。一人だけのショーじゃ、お客様はとて…
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