耽美画報

アーカイブ: 小説

新花と蛇

47.姉と姉(11)

 やがて京子と小夜子は不良少年達に前後から激しく責め立てられ、まるで獣の咆哮のような声をあげ始める。 「あっ、ああっ!」 「どうだ、京子姐さん。どこが気持ちいいかいってみな」 「クっ、クリトリス……」  三郎は京子のすらりと伸びた二肢の間に座り込み、京子の股間にぴったりと唇を当て、最も敏感な花芯を激しく吸い上げる。五郎は京子の双臀にかじりつくように顔を押し当て、おちょぼ口のような可愛い菊蕾に舌を押…
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新花と蛇

46.姉と姉(10)

「小夜子さんもよくお聞きなさい。千代奥様が香港から輸入した犬が明日、田代屋敷に運び込まれるの。奥様ははじめその犬と静子をからませるつもりだったんだけど、あいにく腹ボテなんで、私がかわりの花嫁を選んでいいことになってるのよ」  桂子は京子の顎に手をかける。 「京子さん、あなたがからんでみる?」 「そ、そんな……犬なんて、絶対に嫌よっ」  美津子を守るためにはどんな相手とでもと覚悟を決めた京子だったが…
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新花と蛇

45.姉と姉(9)

 同時に小夜子は、文夫と京子の関係が示唆された時、なぜか不思議なほど動揺を覚えたことを不思議に感じている。幼いころからまるで美少女を思わせる中性的な容姿で人目を引いていた文夫は、小夜子にとってまるで同性の年下の友人のような存在であった。  思春期に入り「女の子のような顔立ち」とからかわれることに反発を抱くようになった文夫は、男らしくなろうとしてスポーツに励んでいった。その結果文夫は見違えるほど精悍…
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新花と蛇

44.姉と姉(8)

「あらあら、今の雰囲気、怪しいわね。文夫と京子って、そんな関係だったの?」  マリの声に美津子と小夜子が同時に表情を強ばらせる。 「ば、馬鹿なことを言わないで」  京子はうろたえたような声を上げるが、その顔はなぜか赤く染まっている。 「文夫さんは美津子の恋人なのよ。そんなことがあるはずがないでしょう」 「いやいや、わからんで」  義子も便乗するようにからかいの声を上げる。 「妹がいない時に、このお…
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新花と蛇

43.姉と姉(7)

「春太郎と夏次郎、吉沢は珠江夫人の裏門の調教。大塚先生と葉子、和枝夫人は美沙江の水揚げに立ち会ってます」 「ほう、すると時造さんは大塚先生と、兄貴の大五郎親分の妾二人の目の前で美沙江を抱くってわけか」  さすがの田代も、順子を始めとする中年女たちの厚顔さに呆れたような顔付きになる。 「湖月流にとっては長年の宿敵とも言える千原流の家元令嬢が、やくざの手で処女を散らされるんですから、大塚先生としては祝…
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