耽美画報

アーカイブ: 小説

新花と蛇

100.久美子辛子責め(2)

「い、嫌よ……そんなこと……」  久美子は次々に告げられる恐ろしい責めの内容に、蒼白になった顔を力なく振るばかりである。 「糸を通し終わったら姫輪責めだ。さっき味わった豆吊り責めにもう一度かけた上で、引き伸ばしたクリトリスの根元にこの輪をはめ込んで、締め上げてやる」  川田は金属製の小さな輪を取り上げて、久美子に見せ付ける。 「これを嵌められたら、そこんところは四六時中充血しっぱなしで、男が欲しく…
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新花と蛇

99.久美子辛子責め(1)

 二階のホームバーの隣の、二つ並んだ部屋の手前が吉沢の部屋であり、奥の洋間が津村の部屋である。階段のある廊下を挟んで同様に二つ部屋が並んでいるが、手前の菊の間と呼ばれる八畳の和室が大塚順子に割り当てられており、その奥が鬼源の個室である。  ホームバーから連れ出された久美子、美紀、そして絹代の三人はそれぞれ吉沢、津村、大塚順子の部屋に連れ込まれることになる。  廊下で三方向に別れる寸前、三人の美女は…
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新花と蛇

98.酒の肴(20)

「このおまるは京子も使ったもんだ。しっかりと当ててやったから伸び伸びと排泄しな」  そんな言葉をかけられた久美子は恨みを込めた視線を川田に向ける。しかしそこにはもはや反抗心というよりは、女が本能的に男に対して見せる甘えや媚といったものすら含まれているようである。 「川田さん、こ、これから抱こうとする女の醜いものを見ても平気なの」 「ああ、もちろんだ。言っただろう。女を抱くことよりむしろこっちの方が…
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新花と蛇

97.酒の肴(19)

「もちろん本気に決まっていますよ。娘の小夜子さんが僕の妻になり、お義母さんが僕の妾になる。そこで僕の村瀬宝石店に対する復讐は完結するのです。堅物の村瀬社長の奥様で収まっているよりは、よほど刺激的な経験をさせてあげますよ」 「なんて事を……ああっ、も、もうお薬を入れるのはやめてっ!」  美紀が拒絶に首を振ろうとした時、銀子がすかさずポンプを圧し、薬液を美紀の腸内に送り込む。美紀は汚辱と共に全身が痺れ…
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新花と蛇

96.酒の肴(18)

「こ、こんなことをしても何もならないわ。刑務所に入る時間が長くなるだけよ」  久美子が開き直ったような反発の言葉を吐いたので、川田は田代や森田と顔を見合わせる。 「今に見なさい。兄さんがあなたたちをみんな捕まえて、牢屋にほうり込んでやるから。笑っていれるのは今だけよ」 「随分自信たっぷりだな。ドジばかり踏んでいた山崎がどうやって俺たちを捕まえるっていうんだい」  川田は口元に皮肉っぽい笑みを浮かべ…
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