アーカイブ: 9月, 2019

新花と蛇

239.奴隷のお披露目(39)

 岩崎もまた美紀夫人を抱き寄せながら、うっとりとした顔つきで話しかけている。 「奥さんは年齢《とし》はいくつだい」 「よ、四五です」 「四五だって」  岩崎は驚いて目を見開く。 「とてもそんな風には見えねえぜ。肌の色艶を見たってどう見ても三〇代前半といったところだ」  岩崎がそんなことを言いながら美紀夫人の弾力に富んだ肌を撫でさすると、夫人は頬を染めながら「お、恐れ入ります」と答える。 「だって親…
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新花と蛇

238.奴隷のお披露目(38)

「家元令嬢は時造の花嫁になったのだからな。その母親は時造にとっては間違いなく義理の母親だ」 「おっしゃるとおりです」  川田は追従的に笑う。 「まてよ。それなら岩崎一家と千原流は親戚ってことになるな」  岩崎はそう言うと「関西一の暴力団と京都の名門華道の家元が親戚とは、こりゃあ愉快だ」と再び笑う。  川田と鬼源は気遣わしげに視線を交わし合う。ひょっとして岩崎は、身内とも言える絹代をこのような晒し者…
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新花と蛇

237.奴隷のお披露目(37)

「ふ、文之助っ」  おぞましい陰間女郎によって交互に嬲られる文之助の姿を目の当たりにしたお小夜は、悲痛な声で呼びかける。そんなお小夜もまたお春と持ち場を交代したお夏の手で再び隠微な肉穴を抉られ「あっ、あっ」と苦悶と快感の入り交じった呻き声を上げ始めるのだ。  お小夜もまた隠微な肉穴を陰間女郎の手で巧みに開発されることで身体が火がついたように熱くなり、前門からは甘い果汁をとめどなくしたたらせるように…
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新花と蛇

236.奴隷のお披露目(36)

 文之助のそれはお小夜同様健康的な色を示しており、襞も少なく形も整っている。 「男と女だから身体の前の方は全然違うけれど、お尻の方はとてもよく似ているわ。やっぱり姉と弟ね」  お春がさも楽しげにそう言うと、お夏が「まったく。お春の言うとおりだわ」とケラケラ声を出して笑う。 「いつまで穴比べをしてやがるんだ。とっとと調教しねえか」  相変わらず徳利を抱えながら、お春とお夏の調教ぶりを見守っていた鬼源…
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新花と蛇

235.奴隷のお披露目(35)

 お小夜はゆらゆらと波に揺れる海草のように、そのしなやかな裸身をうねらせ続ける。お小夜の身体に視線を注いでいる文之助の吐息は熱っぽさを帯び、瞳は潤み、股間の剛直はますますその屹立の角度を増していくのだった。  姉弟が自分たちの思う壺にはまってきたのを感じたお春とお夏は、互いに目配せをしあうと、お小夜と文之助の背後からその柔肌をゆっくりと愛撫し始める。 「ああ、文之助。もっと見て。お小夜の身体を………
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