アーカイブ: 4月, 2020

新花と蛇

300.姉妹と姉弟(5)

「嬉しいわ。ああ、あんな美少年を自分のものに出来るなんて夢みたいだわ」  和枝は陶然とした表情で話し出す。 「今夜はあなたの息子さんに、女の身体の素晴らしさをたっぷりと味あわせてあげるわ。一晩中、腰が抜けるまで可愛がってあげたいわ」  そんなことを言う和枝に葉子がくっ、くっと笑いを堪えていたが、堪らなくなったように笑い出す。 「な、何よ、葉子。笑うなんて失礼じゃない」 「だって、和枝が女の身体の素…
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新花と蛇

299.姉妹と姉弟(4)

「さすがは京子さんね。もう十分のようね」  文夫の身体が十分整ったのを確認した静子夫人は静かに微笑し、文夫と美津子に向かって「さあ、始めなさい」と告げる。  その言葉を待ちかねていたように美津子は「文夫さんっ」と一声叫ぶと、新鮮な裸身を文夫の裸にぶつける。 「ああ、美っちゃん」 「文夫さん、愛しているわ、文夫さん」  美津子は陶然とした表情でそう口走ると、文夫の身体のあちこちに接吻の雨を降らせる。…
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『被虐の鉄火花』続編連載開始です。

会員サイトにて4月12日から『続 被虐の鉄火花 地獄に咲く双花』の連載を開始、現在12話まで掲載中です。 時間軸としては前作の、若葉屋開店のあたりまで遡ったところから開始、蘭子たちを切り捨て、吉岡組と組んだ得田組の縄張り、Y市が舞台です。 物語は二人の新しいヒロインを中心展開しますが、前作のヒロイン、蘭子、慶子、葉子たちも登場する予定です。ご期待ください。
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新花と蛇

298.姉妹と姉弟(3)

「小夜子さんは美津子さんの身体が渇かないように、優しくマッサージしてあげて」 「ハイ」  小夜子は頷くと腰を上げる。  京子と小夜子の位置が入れ替わり、京子は小夜子の代わりに文夫の前に跪く。小夜子は美津子の斜め後ろに立ち、そっとその肩に手をかける。 「さあ、京子さん、恋人のものだと思って愛してあげるのよ」  静子夫人の命令に、京子は「ハイ」と頷くと、文夫を見上げる。 「文夫さん」  潤んだ瞳で見つ…
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新花と蛇

297.姉妹と姉弟(2)

 舞台の上で、下半身裸の文夫と美津子の前に、それぞれの姉――小夜子と京子が素っ裸で跪き、唇と舌を使って執拗な愛撫を加えている。そんな倒錯的な近親プレイに観客はすっかり目を奪われているのだ。 「ああ……文夫さん、た、逞しくなったのね。こんな立派なもので愛してもらえる美津子さんは幸せね」  小夜子は血を分けた弟に対してそんな言葉をかけながら、その肉塊の先端に濃厚な接吻を注ぎ込む。 「ああっ、ね、姉さん…
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