「あの岩崎親分だって以前、静子夫人を自分だけのものにしたいって望んだんだけど、結局は出来なかったんだから。せいぜいこの田代屋敷に来た時に、優先的に抱かせてあげるくらいのものよ」
 順子はそう言うと珠江の背中をどんと叩く。
「それよりも、さっさと調教を始めるわよ。あんたは一時間たったら義子たちに返すことになっているんだから。その間にどうやったら良い花器になれるかのコツを千原流華道の家元夫人に伝えてもらわなきゃならないわ」
 順子のその言葉を合図に、直江と友子が珠江の肩に手をかけ、絹代の隣に裸身を横たえさせていく。
「あっ、ああっ……」
 珠江の優美な二肢がまるで扇のように開かれていく。順子と直江、そして友子はようやく珠江を絹代と同様、開股吊り縛りという淫らな姿に固定される。
「ああっ、き、絹代様っ」
「珠江様っ、わ、私たち、いったい、どうなるのっ」 羞恥と屈辱に真っ赤に染めた顔を左右に振りながらそんな声を掛け合う珠江と絹代の姿を、順子はさも痛快そうに見下ろしている。
「どうなるのもこうなるのもないわ。二人仲良く湖月流華道の人間花器になればいいのよ」
 順子はそう言うと「さ、始めるわよ」と直江と友子に声をかける。直江と友子は「わかりました」と返事をすると、手に刷毛を持ち、珠江と絹代の花蕾を同時にくすぐり始める。
「あ、ああっ」
「な、何をするのっ」
 女の最も敏感な箇所を刷毛で淫らに嬲られるおぞましい感触に、二人の美しい人妻は同時に悲鳴を上げるのだった。
「あっ、ああっ!」
「い、嫌っ!」
 刷毛で花芯を擽られている絹代と珠江は、ともに吊られた下半身を悶えさせ、切れ切れの悲鳴を上げている。
「しっかり身体を溶かさないと、花器の調教が辛くなるわよ」
 順子がそんな風にからかいの声をかけると、コップ酒を飲みながら見物している葉子と和枝はさもおかしそうにゲラゲラ笑う。
「直江、友子、奥様たちが素直になるように、お二人のお尻の穴もほぐしてあげなさい」
「わかりました、先生!」
 順子の指示に、直江と友子は同時に返事をするといったん刷毛を置き、コールドクリームを指に取る。
「ああっ!」
 友子の手によって冷たいクリームをべっとりと菊花の周りに塗られた絹代は、甲高い悲鳴を上げる。
「き、絹代様っ!」
 絹代の名を呼んだ珠江の菊孔にも、直江がたっぷりクリームを塗り付ける。
「ううっ……」
 珠江は歯を食いしばってそのおぞましい感触に耐える。友子と直江はまるで二人の美夫人の肛孔を取り囲む襞の一本一本にすり込むように、クリームを塗り続ける。そして十分な弾力が得られたと判断した二人の不良少女は、それぞれの人差し指で絹代と珠江の菊蕾を同時に貫くのだ。
「ああっ……」
 つんざくような悲鳴を上げた二人の人妻はそれぞれの秘孔に侵入を開始した指先を回避しようとするように下半身を悶えさせる。しかしながらそんな二人の拒否の仕草とは裏腹に、絹代と珠江のアヌスはまるで生き物のように膨らみ、友子と直江の指を深々と受け入れているのだ。
「そんな顔をしたって駄目よ、家元夫人。さっき私に浣腸された時、ここのところは散々ほぐされたでしょう」
 順子はからかうようにそう言うと絹代のふくよかな尻をぴしゃりと叩く。
「折原博士夫人だって、ここではもうバナナまで切れるようになったそうじゃない。指の一本くわえ込んだってなんて、蚊に刺されたほどにも感じないでしょう?」
 順子は次に珠江の尻をピシャリと叩き、声を上げて笑う。
「うっ、ううっ……」
 順子の言う通り、たっぷりとクリームを塗り付けられ、粘っこく揉みほぐされている珠江の菊蕾は、大きく膨らみを見せて直江が指を第二間接のあたりまで飲み込んでいる。
 絹代のその部分も、先程大量の浣腸を施されたことで適度にほぐされているせいか、友子の指先を受け入れてもさほど痛みは感じなくなっているのだ。
 頃は良しと見た順子は、棚から捩りの入った裏門専用の筒具を取り出す。
「この三本の責め具の小さいのは小巻、大きいのが大巻、真ん中のが中巻と呼ばれているの。この責め具で美沙江のお肛門も鍛えて差し上げたのよ」
 順子がさも楽しげにくっ、くっと含み笑いをすると、絹代は顔色を変え「そんな……なんて恐ろしい……」と唇を震わせる。
「美沙江も最初のうちはよほど痛かったのか、ヒイヒイ泣き叫んだけど、お尻に麻酔を打ったりして調教を続けたらとうとう小巻を卒業して、今はこの中巻を飲み込むべく挑戦中なのよ」
 順子はそう言うとその「中巻」と呼ばれる筒具を絹代に見せつける。それは平均的な男性の勃起時の陰茎の大きさはあり、絹代はそんなもので身体を貫かれている美沙江のことを想像し、そのあまりの酸鼻さに思わず目を逸らすのだった。
「中巻まで飲み込めるようになればその部分で殿方とセックスするのも可能になるのだけど、時造さんのような大物をくわえ込むのはまだ厳しいわ。そのためにはこの大巻まで飲み込めるようにならないとね」
 順子は最後にその「大巻」と呼ばれる巨大な淫具を絹代に見せつける。
「美沙江を含むあなたたち三人には出来るだけ早めに大巻まで飲み込めるようになってもらうわ。そうすれば後ろの花器の口も広がって花を生ける際にもぐっと自由度が増すわ」
 順子の言葉のあまりの恐ろしさに絹代の裸身はブルブルと震え始める。
「時間がないわ。早速調教を始めるわよ」
 順子はそう言うと小巻を友子に、中巻を直江に手渡す。友子と直江は口元に冷酷そうな笑みを浮かべ、そのおぞましい淫具を二人の美夫人の菊蕾に押し当てる。
「あ、ああっ!」
「ううっ!」
 絹代と珠江の喉から同時につんざくような悲鳴が迸る。二本の責め具は二人の美熟女の裏門を貫き、直腸内部へと侵入を開始するのだ。
「い、痛い、痛いわっ!」
 ドリル状の筒具で、身体に孔を穿たれている絹代夫人はその部分に走る激痛に絶叫する。
「何よ、小巻を飲み込まされたくらいでだらしないわね」
 友子が苛立たしげに絹代の尻をピシャリと平手打ちする。
「そんなに身体を堅くしちゃあ駄目よ、奥様。調教ができないじゃない」
「ああ、そ、そんなことを言われても……」
 友子はしきりに筒具を抜き差ししようとするが、絹代のその部分は激烈な苦痛のためか小巻の先端を咥え込んだまま堅く収縮し、友子は責め具を動かすことができなくなっている。