「そのままで金の鈴を滑らせて、奥様のマンコに飲み込ませるんだ」
 朱美が淫靡な声音で美津子の耳元に囁く。美津子はそんな朱美の声に操られるように指先で金の鈴を摘まみ、位置を調整するようにする。
 美津子が鈴を動かすと、美紀夫人の女の箇所はそれを待ち受けていたかのように鈴を包み込み、見る見るうちに呑み込んでいく。そのまるで食虫植物のような夫人の肉の動きに、美津子は一瞬茫然とする。
「おやおや、奥様ったらよほど鈴が欲しかったんだね。あっという間に呑み込んだじゃないか」
 朱美はクスクス笑いながらしっかりと鈴を呑み込んだ美紀夫人の恥丘をぽん、ぽんと叩く。
 無意識のうちの恥ずかしい反応を指摘された美紀夫人はシクシクとすすり泣いている。
「この調子でお尻の方にも銀の鈴を呑み込ませるんだよ」
 美津子は無言で頷くと再び鈴縄をぐっと引き、美紀夫人の股間をくぐらせるとその背後に回る。
「うっ、ううっ……」
 赤白段だらの紐が、美紀夫人の豊かに実った双臀を縦に割るように締め付けて行く。美津子は先程と同じ要領で銀の鈴の位置を調整し、夫人の微妙な隆起を見せている菊の蕾に押し当てる。
「うっ……」
 うめき声とともに美紀夫人の菊花がぴくんと震え、しなやかな開花を示し始める。夫人の可憐ささえ感じさせる菊孔はぐっと貪欲に膨らみ、銀の鈴をくわえ込むと静かに呑み込んで行くのだ。
 そんな生々しい肉の動きに美津子はしばらく目を奪われていたが、朱美に肩を叩かれるとはっと我に返ったように顔を上げ、改めて手にした鈴縄を引き絞り、夫人の腰に回した紐に固定していくのだ。
「終わったかい、美津子」
「は、はい……」
「それじゃあ、素直に縄をかけられたお姑さんに優しくキスをしてやるんだ」
 美津子ははっとした表情で朱美を見るが、朱美は冷酷な笑みを浮かべたまま美津子を見返している。美津子は諦めたように立ち上がると美紀夫人に向かい、その美麗な顔を両手でそっと挟む。
「お母様……」
「美津子さん……」
 美津子は小さく開かれた美紀夫人の唇にそっと自分の唇を押し付ける。同時に美津子の若々しい乳房の膨らみと美紀夫人の成熟した膨らみが重なり合う。
(ああ……お母様……)
 美津子は美紀夫人の尖った乳首の感触を楽しむように微かに身体をくねらせる。そんな美津子の仕草に夫人は戸惑うように身体を引こうとしたが、やがて美津子の積極的な動きに同調するように熟れた裸身をうねらせ始める。
「この二人、コンビにしてもじゅうぶんいけそうじゃない?」
「そやな。嫁姑コンビなんてなんとなくユーモラスで、客受けもしそうやないか」
 美津子と美紀夫人の息の合った愛撫の交換を眺めているマリと義子はそんな風に話し合っている。
「よし、それくらいでいいよ」
 朱美に声をかけられた美津子と美紀夫人ははっと我に返り、身体を離す。
「二つの鈴はしっかりとマンコとお尻の穴に食い込んでいるかい」
 そう朱美に尋ねられた美紀夫人はさも恥ずかしげにこくりと頷く。
「よし、それじゃあ始めるんだ」
 朱美は夫人のヒップをポンと叩く。
 美津子の手によって淫らな鈴縄でしっかりと股間を縛り上げられた美紀夫人は、ぼんやりと視線を前に戻す。
 そこでは二組の肉の競演が繰り広げられている。一組は文夫と京子の、もう一組は小夜子と津村の絡み合いである。
 文夫と京子の疑似近親相姦とも言うべき睦み合いは激しさを増し、互いに腰を振り合いながらはっきりと悲鳴じみた悦楽の呻き声を交わし合っている。小夜子もまた津村に責め立てられ、数度の小爆発を経て、快楽の頂へと駆け上がって行くところに見える。
「そんな風にじっとしていちゃあ駄目だろう。色っぽく腰をくねらせて、甘い声を上げるんだよ」
 再び朱美に尻を叩かれた美紀夫人はまるで催眠術にかけられたように腰部をゆっくりとくねらせる。すると、途端に身体の奥深く食い込ませた鈴縄がまるで生き物のように夫人のもっとも敏感な箇所をえぐり始めるのだ。
(ああっ……こ、こんな……)
 鈴縄が擦れるたびに、美紀夫人はそれまで身につけていた建前、体裁、そして虚飾といった心の鎧が一枚一枚剥ぎ取られていくような感覚に陥る。そして最後に露わになった女の肉欲を、金と銀の鈴が容赦なくかき立てていくのだ。
(ふ、文夫……小夜子……)
 夫人の思考が麻のように乱れ始める。娘と息子をこの淫らな地獄から救い出すことはもはや美紀夫人にとって不可能と考えるべきなのではないか。
 目の前で息子と娘が断末魔の叫び声を上げ、淫らな頂上へと駆け上がって行くのが見える。美紀もまたそれに遅れまいと身体をより激しくくねらせる。
 朱美はそんな美紀夫人の様子に、夫人がいよいよこちらの思う壷にはまって来たという喜びを感じつつ、わざと邪険に夫人の尻を叩く。
「どうしたんだよ、奥様。そんな風に黙って腰を振っているだけじゃあ見ている客は面白くないよ。気持ち良いわ、とか、たまんないわ、とか色っぽい声を上げるんだよ」
 朱美にそう決めつけられた美紀夫人は自棄になったように口を開く。
「あ、ああっ……き、気持ち良いわっ」
 途端に夫人は自分自身の淫らな言葉に煽られたように、突き上げるような快感が身体の底から生まれるのを知覚する。そんな美紀夫人の身体を金と銀の鈴が容赦なくえぐり立てる。
 美紀夫人の視界に、津村に突き上げられながら快感の絶頂へと駆け上がって行く小夜子が見える。そんな娘の姿に、昨夜同様に津村によって数え切れないほどの肉の頂点を極めさせられた自らの姿が重なって行く。
「ああっ、た、たまらないわっ!」
 美紀夫人が叫ぶようにそう言って、朱美たちの目の前で恥ずかしい自失の姿を晒すと同時に、小夜子と文夫、そして京子が「い、いくっ!」と獣のような声を上げながら絶息する。4人の奴隷が同時にゴールインを果たす華麗なショーのフィナーレを確認した朱美は会心の笑みを浮かべるのだ。