「私かお夏、どちらかが文夫さんと交代してあげようと言うのよ」
 夫人はいきなり頭を殴られたような表情になる。
「そ、そんな、無理です」
「何が無理なの」
 春太郎は硬直した肉槍で夫人の腸腔をぐい、ぐいと突き上げる。
「あっ、あっ、やっ、やめてっ」
「奥様が承知してくれないのなら、私たちの欲望は文夫さんで解消させてもらうことにするわ」
 春太郎はそう言うと夏次郎に向かって「お夏」と声をかける。夏次郎はニヤリと笑って頷くと、夫人の秘奥に挿入していた肉棒をズルリと引き抜き、文夫の背後に回る。
「母親と息子のお釜を同時に掘るって言うのもなかなか出来ない経験よね」
 夏次郎はそう言いながら、文夫の裸身を背後からぐっと抱きしめる。
「あ、あ、嫌ですっ」
 狼狽して身を揉む文夫の尻を、夏次郎がパシッと叩く。
「何よ、生娘でもあるまいし、往生際が悪いわよ」
 夏次郎は馬鹿力を発揮して文夫を羽交い締めにすると、肉棒の先端を文夫のその部分に押しつける。
「大好きなお母様と一緒にたっぷり仕込みあげて、可愛いお稚児さんに仕立ててあげるから、覚悟しなさい」
 夏次郎がそう言って文夫を貫こうとしたとき、美紀夫人は「ま、待ってくださいっ」と悲鳴を上げる。
「文夫さんにそんな酷いことをしないで……お、お願いです」
 化け物のようなシスターボーイたちの陵辱をこれ以上受けたら、文夫は男性的な機能を喪失してしまうのではないか──そんな恐怖に美紀夫人は駆られるのだった。
「それじゃ、奥様が受け入れてあげるというのね」
「……」
 俯いて唇を噛む美紀夫人を、再び春太郎が背後から突き上げる。
「往生際が悪いわね。はっきりしなさいよ。さ、やるの、やらないの」
「や、やりますっ、やりますから文夫さんを許してっ」
 美紀夫人が悲鳴のような声を上げると、春太郎と夏次郎はニヤリと笑いながら頷きあう。
 春太郎は美紀夫人の菊花を貫いた剛直をいったんずるりと引き抜くと、夫人の隣に立つ。
「美貌の母と息子の近親相姦ショーが見物出来るってことね。私たち、運が良かったわ」
 和枝と葉子はそう言って歓声を上げる。
「演じるのはなんと、あの村瀬宝石店の社長夫人とそのご令息だもの。こんな組み合わせは滅多に見られるものじゃないわ」
「文夫さん、お母様が承知してくれたわよ。さ、いらっしゃい」
 夏次郎は文夫の引き締まった尻をパシッと平手打ちすると、文夫の縄尻をとって美紀夫人の前へと引き立てていく。
「さあ、始めなさい。お母様がお待ちかねよ」
 全裸のまま向かい合った美紀夫人と文夫は、ふと視線を交わし合うと、見てはならないものを目にしたかのように目を逸らす。
「そんな風に顔を背けちゃ駄目じゃないの。しっかりとお見合いしなさい」
 夏次郎はそう言うと、美紀夫人と文夫の太腿を一発ずつひっぱたく。追い込まれた美紀夫人と文夫は、哀切的な視線を交わし合うのだった。
「そうだ、お夏、津村さんに連絡してあげてよ。二人の決定的な場面に立ち合ってもらわなきゃ」
「分かったわ」
 夏次郎は頷くと室内電話を取り上げる。
「津村さん、お夏よ。実は美紀夫人と文夫がこれから……そうそう、そういうことなの。え、そうなの? お待ちしているわ」
 夏次郎は受話器を置くと春太郎に向かって
「小夜子を連れてすぐに来るって」
 夏次郎のその言葉を聞いた美紀夫人は、衝撃に顔を青ざめさせる。
「さ、小夜子に見せようと言うのですか」
「そうよ、いけないかしら」
「お願いです。さ、小夜子にこんなところを見せるのはゆ、許してください。母親として合わせる顔がありません」
「何を言っているのよ。小夜子と文夫は身体の関係こそまだないけど、姉弟でポルノショーのコンビを組む仲なのよ」
 夏次郎はそう言ってケラケラと笑うと、春太郎も「そうそう、家族の間で隠し事は良くないわ」と笑う。
「それとも、小夜子よりも先に文夫と肉の関係を持つことが申し訳ないとでも言うのかしら」
「そんな……馬鹿なことを言わないでください」
 美紀夫人は弱々しく顔を振りながらすすり上げる。
「それよりも津村さんたちが来るまで、お互いの臍下三寸をよく眺めあって、感想でも語り合いなさい」
 夏次郎がそう言うと、女たちはゲラゲラと声を上げて笑うのだった。
「それから奥様。津村さんたちが来たら、大人の女の色気を発揮して、文夫さんを思いきり誘惑しなさい。分かった?」
 春太郎にそう声をかけられた美紀夫人は愕然とした表情になる。
「そ、そんなこと出来ません」
「出来なければ奥様と小夜子を交代させるまでのことよ」
「そんな……」
「可愛い娘と息子に肉の関係を持たせたくないのなら、言われたとおりにするのよ。いいわね」
「ああ……」
 美紀夫人は懊悩の果てに天を仰ぐが、目に入るものは薄汚れた天井だけである。
 母親が息子を誘惑するなどということが許されて良いのか。そんな天をも恐れぬ鬼畜の所業をなした途端、自分は雷に打たれて死んでしまうのではないかという恐怖が、美紀夫人を覆い尽くしていくのだ。
 激しい恐怖と羞恥に豊満な裸身をガタガタと震わせている美紀夫人の尻を、春太郎はパシッと平手打ちする。
「これまで息子の前で散々よがり泣きをしておいて、今更何を気取っているのよ」
 もうどうにもならない──夫人はまさに断崖から身を投げるような気持ちで、文夫に顔を向ける。
 文夫の男の部分は包皮を完全に弾けさせ、先走りの液に綺麗なピンク色の亀頭を光らせながら雄々しいばかりの屹立を見せている。我が子のそんな動物的な姿を目にした美紀夫人は、あまりのおぞましさに思わず視線を逸らすのだ。
「何を顔を逸らしているのよ。しっかり見なさい」
 春太郎が夫人の尻をパシッと平手打ちする。
「文夫さんがこんな風になったのは、そもそも奥様のせいなのよ。分かっているの」
「そうそう、奥様があたしたちに抱かれて、派手によがり泣きをしているのを眺めているうちに、可哀相に文夫さんが勃起させちゃったんじゃない」
 夏次郎はそう言って文夫の肉棒を指先で弾くと、ゲラゲラと笑うのだ。
「津村さんが来るまで、あたしたちが要領を教えてあげるわ」
 春太郎はそう言うと、美紀夫人の耳元に何事か囁きかける。