第三部 前半

第1話~第179話

第三部は396話と、全体の四分の三以上を占めますが、大きく分けて北上葉子登場前の前半、第1話から179話まで(全179話)と、登場後の後半第180話から396話まで(全217話)となります。

ここでは前半のあらすじをご紹介します。

吉岡組に拉致されたリサは、吉岡組の道場で拷問に似た躾を受けます。座禅に鞭打ち、そして「瘤縄わたり」の調教を受けたリサは、口惜しくもマゾヒスティックなエクスタシーを知覚し、それが男たちの嗜虐性を一層あおることとなります。

 


一方、若葉屋に連れ込まれた蘭子と慶子に対する調教も佳境を迎えている。幾度もの浣腸責めを受けたあげく、林崎組を裏切った男たち──堀尾と山内によって二穴同時責めの調教を受ける姉妹は汚辱の呻きと官能の喘ぎを交互にあげ、ついには競い合うように潮を噴き上げます。

調教はいったん休憩となり、檻に残された蘭子と慶子は、亡くなった三蔵が兄弟分の付き合いをしていた得田源十郎が救出に動くことに望みをかけます。慶子がいまだに仁義を第一に重んじる蘭子に疑問を挟んだことで、姉と妹は軽い口論になります。

調教が再開し、姉妹で同性愛の絡みを演じさせられることをした蘭子と慶子は耐え切れず逃亡を図ります。二人の脱走は成功するかに見えたが、寸前で林崎一家の幹部、田宮の妻の喜美子と娘の和美を人質にした時子が立ちふさがります。

強行突破を促す慶子ですが、姉妹の目の前で和美が時子に斬られ、血飛沫をあげながら倒れます。和美を医者にみせる代償として蘭子と慶子は再び捕らわれの身となります。

 


蘭子と慶子は逃亡の罪の詫びを入れることになります。

蘭子は時子から、慶子は若葉屋の古手女郎である清子によって同性愛の調教を受け、相次いで絶頂に達します。

その後姉妹は、逃亡の際に怪我をさせた堀尾と山内、若葉屋の女将の常子、女調教師のお夏の前で土下座の詫びを入れさせられます。

詫びの仕上げとして堀尾と山内に口唇の奉仕を強いられる蘭子と慶子。二人の男はかつての親分の娘たちの唇を汚しただけでは飽き足らず、姉妹の後門の処女を犯します。

激しい凌辱に気を失う姉妹。失神から回復した蘭子と慶子はそれぞれ赤と紺色の褌を穿かされ、二十人以上の吉岡組のやくざたちが待つ広間へと引き立てられます。再び屈辱的な詫びを入れさせられる姉妹の視界に、庭の立ち木に褌一丁で縛り付けられた林崎一家の三下、新吉と良太の姿が飛び込んできます。二人は若葉屋に向かう吉岡重吉を襲撃しようとして捕らえられたのでした。子分二人の前で改めて女郎になることを誓わされた蘭子と慶子は、新吉と良太の筆おろしを命じられます。

その後も消防車の芸(立小便)、尻の毛抜きなどで責められる姉妹。男たちによって寄ってたかって毛を抜かれた姉妹の菊孔はすっかり丸坊主になってしまいます。


翌日の朝食後、時子は子分の本間、そして常子と茶を飲みながら今後の計画を話し合います。そこで時子は、GHQのクラウン中佐から、リサを主演にしたブルーフィルムを制作するよう依頼を受けていることを明かします。ブルーフィルムには蘭子や慶子、そして菊子も出演することになります。林崎一家の屋敷はストリップ小屋に改造され、菊子の小料理屋では菊子や美弥子が素っ裸で接客することなどが語られます。

重吉の寝室では喜美子が重吉に犯されています。重吉は時子と本間を誘い、四人の痴態が繰り広げられます。

そのころ、吉岡組の廊下で三下たちにフェラチオの奉仕を強いられていたリサは、綾子のフォードのトランクに詰め込まれ、若葉屋に移送されることになります。


檻の中の蘭子は、慶子に対して時子たちの責めを悦びに変えるように諭します。それがいつか救出される日まで正気を保つ術だからという理由です。戸惑う慶子でしたが、蘭子の言葉を受け入れます。

檻から引き出された蘭子と慶子は、朝食代わりに新吉と良太の精液を飲まされます。

(続く)

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