新 花と蛇(挿絵更新分)

新 花と蛇(挿絵更新分)

32.不良少女たち(4)

「せいぜい30歳そこそこやと思ったわ」 「そやな」 マリと義子が感心したようにそんなことを言い合っている。久美子は、マリと義子がどうにか話に乗って来た様子にほっと胸を撫で下ろす。 実際は夏子こと美紀は45歳、冬子こと絹代は42歳だから...
新 花と蛇(挿絵更新分)

31.不良少女たち(3)

 田代の申し出た条件とは、新たに作る屋敷を森田組に提供するとともに自分もそこに住まい、森田組が集めた女を田代の享楽のために提供することである。 この後、いくつかの偶然が重なり、田代は自らが理想の女性とする静子夫人を手に入れることになったの...
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30.不良少女たち(2)

 森田組の発展は組長の森田幹造と、不動産業を営む実業家の田代一平の出会いに端を発する。 田代の屋敷は東京の郊外、といっても名ばかりは東京都だが10分ほど車を走らせればすぐに隣県に着くほどの辺鄙な場所にある。鉄道の便も悪く廻りには住宅は殆ど...
新 花と蛇(挿絵更新分)

29.不良少女たち(1)

 今夜も義子とマリが鞄一杯に詰めて来た静子や京子、小夜子、そして桂子たちの美しくも淫らな姿を映した写真の束は歌舞伎町の裏通りのポルノ業者たちに、文字どおり羽根が生えるような勢いで捌けていった。 「もっとないんかいな。あるだけ置いていってく...
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28.激しい調教(9)

「千原流の家元もああなっちゃあ、おしまいやね」 「これからは花電車の家元として生きていくしかないんとちゃうか」 大塚順子とともに元のご主人である千原美沙江に対する調教をたっぷりと見物した直江と友子の二人の不良少女は、キャッキャッと笑いあ...
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