小説

小説

263.男と男(3)

「そんなものかしら」 町子は首を捻る。「町子さんでしたっけ。仰るようなことはこっちも考えました」 銀子が口を挟む。「あたしだって無闇に誘拐している訳じゃありませんわ。でも、この山崎探偵をこのまま放置する危険より、こうやって捕らえてしまう危険...
小説

262.男と男(2)

「だってあんな色っぽい格好でやってくるんだもの。押し倒したくなるのも無理はないでしょう」 和枝はそう言って一同を笑わせる。友子や直江までが客の女たちに混じって笑っているのを見た義子が顔をしかめる。「あいつら、何を考えてるんや。ここは止める立...
小説

261.男と男(1)

「ほらほら、とっとと歩きな」「もっと胸をしゃんと張って、堂々とするんだよ」 素っ裸を後ろ手に堅く縛られて、猿ぐつわを噛まされたまま葉桜団の女たちに引き立てられているのは山崎と文夫の二人の男だった。 二人の男は股間に股縄を通されている。 股縄...
小説

260.奴隷のお披露目(60)

「何もかも見せたいっていうのは、今、美紀がそうしているようにマンコから尻の穴まで見せたいっていうことかい」 津村はそう言うと美紀夫人の秘奥と菊花を順に突く。夫人はそれだけで軽いエクスタシーに達したのか、「あっ」と小さな悲鳴を上げると腰部をブ...
小説

259.奴隷のお披露目(59)

「ねえ、ねえ、津村さん……」 美紀夫人が涙に濡れた瞳を津村に向け、その名を口にすると春太郎が「駄目よ、奥様」と口を挟む。「もう奥様は津村さんの女になったのでしょう。そんな他人行儀な呼び方じゃなくて、あなた、って呼ぶのよ」「わ、わかりました」...
新花と蛇

258.奴隷のお披露目(58)

しかし今、美紀夫人の前には脂ぎった男たちが群がり寄り、その姿態を食い入るばかりに見詰めているのだ。そんな男たちの視線を感じている美紀夫人は激しい羞恥と同時に、どこか高揚感に似たものを知覚していることを否定できないでいるのだ。「ねえ、ねえ、皆...
PAGE TOP