小説

新 花と蛇(挿絵更新分)

191.肉の狂宴(4)

「うっ……」男二人掛かりの力に抗しかねて山崎は全裸のまま立たされる。あらわになった山崎の股間の逸物が半立ちになっているのを見た川田と吉沢は声を上げて笑い出す。「なんだ、その様は」「恋人が黒人にハメられているのを見てチンポコおっ立てるなんて、...
新 花と蛇(挿絵更新分)

190.肉の狂宴(3)

いや、それだけではない。本心かどうかはともかくとして、京子ははっきりと山崎に対する裏切りの言葉を吐いたのだ。恐ろしい誘拐犯からどんな目にあっても、たとえ身体は屈することがあっても心まで屈することはないはずだ。いや、屈しないで欲しいというのが...
新 花と蛇(挿絵更新分)

189.肉の狂宴(2)

「美っちゃん、ごめんっ」文夫は美津子に詫びながら猛然と腰を突き上げる。そんな文夫の人が変わったような激しい動きに翻弄されながら、美津子は心の中に苦い嫉妬が湧き上ってくるのを感じている。(文夫さん……小夜子さんの姿を見て興奮しているんだわ)文...
新 花と蛇(挿絵更新分)

188.肉の狂宴(1)

また、三組の男女の中央では赤銅色の肌に不動明王の入れ墨を彫った褌一丁の男が、片手に竹刀を持ってうろうろと歩き回り、時折罵声混じりの指示を飛ばしながら京子や小夜子、そして文夫や美津子の尻をひっぱたいているのだ。山崎が初めて目にするその男――そ...
新 花と蛇(挿絵更新分)

187.静子夫人の絶望(11)

「なかなか息が合っているじゃない」銀子が感心したようにそう言うと、朱美が「案外静子夫人がおフランスへ留学している間、この二人、レズの関係だったのかもね」と答える。「まさか。あんたとあたしじゃあるまいし」銀子と朱美のそんな会話も耳にはいらない...
新 花と蛇(挿絵更新分)

186.静子夫人の絶望(10)

「だ……だって……ああ、そこは……」朱美は切なげに身悶えするダミヤを痛快そうに見上げ、調子に乗って責め立てる。「この白人女、意外とこっちの方でも感じるみたいだよ」「へえ、そりゃ頼もしいじゃないか」ダミヤの柔らかい乳房を淫靡に揉み上げていた銀...
PAGE TOP