新 花と蛇(挿絵更新分)

117.双花開く(4)

「何本生けられても同じことよ」順子はそう言うと一本、また一本と薔薇の花を足して行く。順子の言う通り、何本生けられても珠江のその部分は人間花器の言葉どおり、しっかりと花の形を保持しているのだ。「家元夫人は博士夫人よりは随分年上だし、おまけに経...
新 花と蛇(挿絵更新分)

116.双花開く(3)

「無理をしちゃあ駄目よ、友子。刷毛を使って奥様の身体をゆっくりと溶かして差し上げるのよ」「わかりました」順子の指示に友子は素直に頷くと再び刷毛を取り、絹代の花蕾をさっと撫でさする。「あっ……」たちまちその部分に電流が走るような快感を知覚した...
新 花と蛇(挿絵更新分)

115.双花開く(2)

「あの岩崎親分だって以前、静子夫人を自分だけのものにしたいって望んだんだけど、結局は出来なかったんだから。せいぜいこの田代屋敷に来た時に、優先的に抱かせてあげるくらいのものよ」順子はそう言うと珠江の背中をどんと叩く。「それよりも、さっさと調...
新 花と蛇(挿絵更新分)

114.双花開く(1)

「ああ……絹代様。な、何てこと……」素っ裸を布団の上に横たえ、開股吊り縛りという言語を絶する汚辱のポーズで縛り付けられた哀れな絹代の姿を目にした珠江は、絶望のあまり泣きじゃくる。「珠江様……私、く、口惜しいっ」絹代もまた歯噛みをして悔し泣き...
新 花と蛇(挿絵更新分)

113.母子惑乱(6)

柔らかい肉襞の間にくわえ込んだ金の鈴と、直腸内部に含まされた銀の鈴は、小夜子の動きとともに媚肉の中で妖しく動き回る。男のそれとは違い、鈴は小夜子の敏感な箇所の浅い部分を絶え間無く刺激する。その切ないような感覚に小夜子は、母親の目の前であるこ...
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112.母子惑乱(5)

「ううっ……」女のもっとも羞かしい箇所が露骨なまでに晒されたその瞬間、美紀夫人は苦しげな呻き声を上げるが、依然としてその目は意地になったように閉じられたままである。そんな夫人の様子を頼もしげに見ていた津村は、小夜子の隣に立たされた文夫に視線...
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