新花と蛇

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289.無残千原流(5)

珠江夫人と美沙江は、そんな観客たちのやりとりも耳に入らないのか、同性愛の交わりにすっかり身も心もすっかり浸りきっている。美沙江は珠江夫人の、珠江夫人は美沙江の、女の源泉から、いわゆる蟻の戸渡りから双臀の狭間に秘められた菊蕾に至るまで粘っこく...
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288.無残千原流(4)

「そんな……そんな恥ずかしいこと、い、言えませんわ」「駄目よ。言えないとおば様はずっとこのまま、殿方の前で恥ずかしいところを、ま、丸出しにしておかなければならないのよ。おば様はその方が良いというの?」 美沙江はそう言うと観客席の方を向いて、...
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287.無残千原流(3)

「それも千代夫人の意向なの?」「いや、大塚順子だ」 町子は千代達と談笑している、頭にターバンを巻いた派手な女――湖月流華道総帥の大塚順子の方をチラと見る。「あの順子という女の、千原流の三人に対する執着も相当なものだそうだ。特に珠江夫人に対し...
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286.無残千原流(2)

「わ、私たち、千原流華道は……」 美沙江が口を開くが、たちまちこみあげた嗚咽で声を詰まらせる。すかさず銀子が、手に持った青竹を静子夫人に手渡す。 静子夫人は受け取った青竹を軽く振り上げ、美沙江の丸い尻にピシリと当てる。「うっ」 痛みに呻く美...
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285.無残千原流(1)

岡田がそう言ったとき、進行役を務める義子とマリがマイクを持って舞台に登場する。「皆さん、えらいお待たせしました。いよいよ森田組専属スターのお披露目ショー、夜の部の開幕です」 義子がそう告げると、観客からどっと歓声が沸き起こる。「まず、最初に...
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284.相姦の刻(4)

久美子はそんな淫らな言葉を吐きながら、腰を揺り動かす。久美子が徐々に思う壺に嵌ってきたのを見てとった銀子と朱美は、次に山崎に近寄り、その肩や尻を叩きながら話しかける。「次はお兄ちゃんの番だよ、こんな風に妹に語りかけるんだ」 銀子は口元に淫靡...
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