小説

新花と蛇

287.無残千原流(3)

「それも千代夫人の意向なの?」「いや、大塚順子だ」 町子は千代達と談笑している、頭にターバンを巻いた派手な女――湖月流華道総帥の大塚順子の方をチラと見る。「あの順子という女の、千原流の三人に対する執着も相当なものだそうだ。特に珠江夫人に対し...
新花と蛇

286.無残千原流(2)

「わ、私たち、千原流華道は……」 美沙江が口を開くが、たちまちこみあげた嗚咽で声を詰まらせる。すかさず銀子が、手に持った青竹を静子夫人に手渡す。 静子夫人は受け取った青竹を軽く振り上げ、美沙江の丸い尻にピシリと当てる。「うっ」 痛みに呻く美...
新花と蛇

285.無残千原流(1)

岡田がそう言ったとき、進行役を務める義子とマリがマイクを持って舞台に登場する。「皆さん、えらいお待たせしました。いよいよ森田組専属スターのお披露目ショー、夜の部の開幕です」 義子がそう告げると、観客からどっと歓声が沸き起こる。「まず、最初に...
新花と蛇

284.相姦の刻(4)

久美子はそんな淫らな言葉を吐きながら、腰を揺り動かす。久美子が徐々に思う壺に嵌ってきたのを見てとった銀子と朱美は、次に山崎に近寄り、その肩や尻を叩きながら話しかける。「次はお兄ちゃんの番だよ、こんな風に妹に語りかけるんだ」 銀子は口元に淫靡...
新花と蛇

283.相姦の刻(3)

久美子は破瓜の傷みに耐えるようにぐっと歯を食いしばっていたが、やがてゆっくりと身体を動かし始める。 悪魔達に強制され、やむを得なかったとはいえ血を分けた妹の処女を奪ってしまった――山崎は身も凍るような恐ろしさを知覚しているのだ。「お、お兄さ...
新花と蛇

282.相姦の刻(2)

「山崎さん、ねえ、もっと大きく、堅くして……それじゃあ、く、久美子さんを自分のものにすることは出来ないわ」 京子はそんなことを山崎に囁きかけながら、その肉棒をやわやわと揉み上げる。そして、山崎のそれが徐々に鎌首をもたげてくると、舌先をその先...
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