『地獄の美囚』のこと(4)久我祥子について(2)

さて、『耽美画報』の読者の方ならすでにお分かりかと思いますが、白川は勝ち気で男勝りな、いわゆる「鉄火娘」が大好物です。

鬼六作品では『花と蛇』の京子、『肉体の賭け』の久美子、そして『新妻地獄』の雅子といったところです。

さらに、これらの女性がインテリであればなおさらいいですね。

上記の三人とも大卒、または女子大に在学中と、そこはかとなくインテリの香り(現在は女子大生だからといってインテリとは限りませんが、鬼六作品の舞台となった昭和30年代~50年代はまだまだ女子大生に希少価値がありました。

東大出の弁護士である久我祥子が異国の地で淫虐な責めに合うのは、白川にとって最高ともいえるシチュエーションで、祥子の登場以来、作品にいっそう熱がこもったものです。

jigoku53

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