新花と蛇

291.無残千原流(7)

「駄目ですわ、お嬢様。女奴隷には恥ずかしいなんて感情は許されないのです。さ、もっとお尻を振って、お客様を誘うのです」 珠江夫人はそう言って美沙江の尻を軽く叩く。すると美沙江は甘くすすり泣きながらもコクリと頷き、未だ幼ささえ感じられる尻をゆら...
新花と蛇

290.無残千原流(6)

「た、珠江様っ、あ、あんまりですわっ」 珠江夫人の手によって、衆人環視の前で究極の羞恥の姿を晒されている美沙江を目にした絹代夫人が、耐えられなくなったように声を上げる。 珠江夫人は顔を上げ、困惑したような視線を絹代夫人に向ける。 その時、そ...
新花と蛇

289.無残千原流(5)

珠江夫人と美沙江は、そんな観客たちのやりとりも耳に入らないのか、同性愛の交わりにすっかり身も心もすっかり浸りきっている。美沙江は珠江夫人の、珠江夫人は美沙江の、女の源泉から、いわゆる蟻の戸渡りから双臀の狭間に秘められた菊蕾に至るまで粘っこく...
新花と蛇

288.無残千原流(4)

「そんな……そんな恥ずかしいこと、い、言えませんわ」「駄目よ。言えないとおば様はずっとこのまま、殿方の前で恥ずかしいところを、ま、丸出しにしておかなければならないのよ。おば様はその方が良いというの?」 美沙江はそう言うと観客席の方を向いて、...
新花と蛇

287.無残千原流(3)

「それも千代夫人の意向なの?」「いや、大塚順子だ」 町子は千代達と談笑している、頭にターバンを巻いた派手な女――湖月流華道総帥の大塚順子の方をチラと見る。「あの順子という女の、千原流の三人に対する執着も相当なものだそうだ。特に珠江夫人に対し...
新花と蛇

286.無残千原流(2)

「わ、私たち、千原流華道は……」 美沙江が口を開くが、たちまちこみあげた嗚咽で声を詰まらせる。すかさず銀子が、手に持った青竹を静子夫人に手渡す。 静子夫人は受け取った青竹を軽く振り上げ、美沙江の丸い尻にピシリと当てる。「うっ」 痛みに呻く美...
PAGE TOP