恵子と美佳

『恵子と美佳』は、1999年8月7日に連載開始、この日は当サイトが、同年3月27日の開設から4ヶ月10日にして、2万ヒットを迎えた日でした。以来1年4ヶ月強、連載回数28回、挿絵枚数37枚を経て2000年の暮れに完結となりました。
ちなみに作者の独立(その後の藤隆生)さんは、白川のサイトに始めてファンメールをくれた人です。ちょっとその一部を紹介させていただきます。

「……なぜ、この様なメールを書いたのかといいますと、ここのHPこそが私が待ち焦がれていたHPだったからなのです(ちょっとオーバーですか?)。私も団鬼六、杉村春也、両先生の大ファンで高校生の頃からよく古本屋にいっては昔の本を購入していました。約1年ほど前から会社のパソコンでネットサーフィンをしていたのですが、縛り系のイラストのHPなどはたくさんあるのですが既存のSM小説をテーマにしたイラストのHPはいくら探しても見つけることはできませんでした。偶然にもこのHPにたどり着いた時は、驚きと期待で少し興奮してしまいました。そして私の大嫌いなアニメ絵などとは違うエロスの香りのする絵柄を、たっぷり堪能させていただきました」
このメールを頂いたときは、やはり同好の氏がいたんだ、と非常に嬉しい思いをした記憶があります。独立さんはこのメールの後、当時連載していた『雅子の性奴修行』の外伝的なアイデアを送ってくれました。それが非常に面白かったので、独立さんが文章、白川が挿絵担当ということで共作をしないかと提案したところ、それならばということで6月に送付いただいたのがこの『恵子と美佳』のプロットです。
連載中は編集者兼挿絵担当の白川とキャッチボールを行いながら進めていきました。独立さんは作品をよくするための書き直しはまったく厭わない人です。特に最終回はかなりの難産で、2回書き直しがあります。1回はまるまる原稿を捨てて、新しいものを作りだしたため、今回掲載したのと全く違うバージョンの最終回もあります。それも決して悪くはなかったのですが、白川との打ち合わせの中で、結果的に互いが納得せず、書き直しとなりました。(当時は)アマチュアながら、その作品に対する思い入れたるや、頭が下がるものがありました。
その後『恵子と美佳』は、二見書房(マドンナメイト)編集部の目にとまり、『女教師と少女 牝の恥肉授業』というタイトルで出版されました。それをきっかけに独立さんは「藤隆生」のペンネームで堂々たるプロ作家として何冊かの小説を同社から刊行。その後の活躍ぶりはみなさんもごぞんじのとおりかと思います。
当サイトに掲載されている『恵子と美佳』はマドンナメイト収録時にカットされたマニアックなシーン(女相撲など)を含む、オリジナルバージョンとなっています。マドンナメイト版を読まれた方も、そうでない方も十分楽しめるものと思います。

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コメント

  1. マイティアグネス より:

    白川京二様
    「恵子と美佳」のラストは感動ものでした。女相撲の恥じらうシーンも興奮しました。

    小生、アグネスチャンのファンで、その清純で真面目な性格と、長い黒髪と不釣り合いな巨乳に魅了される今日この頃です。願わくば真面目で貞淑なアグネスが、児童ポルノ撲滅のため、自ら剃毛し、無邪気なワレメを見事に晒しながら、悪徳議員と女相撲で戦うヒロインものの小説を妄想する毎日です。
    耽美画報で扱っていただくことはできないものでしょうか?

    同時に、気高く高貴で、清楚で貞淑なウルトラの母が、卑劣で凶悪な宇宙人と、卑猥で凶暴な怪獣にめちゃくちゃに犯されるストーリーにも、往年のにっかつロマンポルノの「お竜情炎縛り肌」に通づるものがあると切望する昨今です。

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