変身(妻物語版)

変身(21)

私と話をしたければ携帯に電話をすればすむことです。妻は私が家にいないことを知りながらあえて家の電話にかけて来たということは、私とすぐに話すのを避けたかったからでしょうか。 私は妻の希望をわざと無視して、実家の電話にかけます。病に倒れている義...
お知らせ

今週の更新

明日からの三連休、ちょっと遠くへ出かけますので今週の更新は前倒しで行いました。お楽しみください。
新 花と蛇(挿絵更新分)

72.地獄巡り(10)

実際は露見しているのだが、珠江がそう考えてくれてくれるのは久美子としては好都合である。久美子が今最も恐れていること、それは絹代が美沙江と、そして美紀が小夜子と引き合わされることである。さきほどの京子と美津子姉妹の変貌ぶりから想像すると、まだ...
新 花と蛇(挿絵更新分)

71.地獄巡り(9)

「おらっ、誰が泣けと言った。ちゃんと最後まで続けんかいっ」熊沢は怒声を上げると珠江の尻を思いきり平手打ちする。ぴしっという痛快な音が座敷に鳴り響き、珠江の白い尻の肌に熊沢の手形がくっきりと記される。先程「乱暴はあかん」と義子の尻打ちを止めた...
変身(妻物語版)

変身(20)

春日は紀美子の勤める部署の次長のようです。銀行での出世の早さがどういったものなのか良く知りませんので、優秀なのかそうでないのか分かりかねます。電話が保留にさせる間、聞き慣れたクラシックのメロディが流れました。私は必死で気持ちを落ち着けます。...
新 花と蛇(挿絵更新分)

70.地獄巡り(8)

「まあまあ。乱暴はあかんな」珠江の陶器のような白く滑らかな肌に、涎をたらさんばかりの顔つきで見とれていた熊沢が声をかける。「折角の奇麗な肌に痣がつくやないか」熊沢はでっぷり太った体を重そうに起こすと、座敷の中央の珠江が立ち縛りになっている舞...
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