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ニュータウンの奴隷家族 第一部

第27話 深夜の秘密ショー(1)

それから5日が経過した。香織が店の灯を入れてから3時間ほどたったころ、40歳前後のサラリーマン風の男が現れた。「いらっしゃいませ」男はカウンターの中の香織をちらと見たあと、きょろきょろと落ちつかない様子で店内を見回す。店内にはボックス席に男...
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18.告白(2)

「ひ、浩樹が2年だった去年のことです。長尾先生がPTAの厚生部の学校側の担当で、役員会で親しく話しているうちに若くてハンサムな先生に惹かれ、いつの間にか男と女の関係になってしまいました」「なんだと?」私は激しい衝撃に頭を殴られたような気がし...
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17.告白(1)

「ちょ、ちょっと、どうするのよ」里美のメッセージが画面に踊ります。「こんなの一人で見させようって言うの?」「何とか手掛かりを掴んでくれ、お願いだ」「手掛かりったって……あっ、待って、東山さん、待ってよ」私は会議室からログオフしました。重要な...
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16.変化(5)

「わからないんですか? これはあきれた」「まだまだ我々の教育が足らないようですな」男たちが口々に呆れたような声を出します。「昨日の役員会では会計の藤村の奥さんは、趣味のフラワーアレンジメントの素材をたっぷり用意していたぞ」「あれは傑作でした...
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15.変化(4)

整形外科クリニックを経営する道岡がニヤニヤ笑いながらそう言うと、橋本がわざとらしく驚いたような声を上げます。「道岡副会長、そんなことが出来るんですか」「PTAの婦人役員ということは出産経験があるということでしょう。それくらいは当然出来ますよ...
ニュータウンの奴隷家族 第一部

第26話 調教されるしのぶ(4)

「うっ、ううっ……」黒田に前門を、沢木に後門を嬲られ、そして香織にぴったりと唇を塞がれたしのぶはなよなよと力なく悶えている。3人の男女に対する抵抗心は春の淡雪のようにはかなく溶けていき、しのぶはピンクの雲に乗せられたような気分になっている。...
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