小説

新花と蛇

311 桂子の告白(1)

白熱したショーが終了し、岩崎や弟の時造、岩崎の妾や大塚順子といった一部の客がホストである田代によって割り当てられた部屋に引き上げた後、残りの客の多くは二階のホームバーに集まり、ショーの余韻を楽しむように歓談に興じていた。 岡田も、関口や石田...
新花と蛇

310 母と息子(5)

春太郎と夏次郎の二人がかりで責め立てられている美紀夫人は、次第に自分がどうなっているのか分からなくなってきている。頭の中に断続的に火花のようなものが跳び、快楽の波はその勢いを増し、わずかながら残っていた美紀夫人の理性を、遙か彼方へと押し流し...
新花と蛇

309 母と息子(4)

「あっ、ああっ」「ううっ……」 美紀夫人と文夫は、全裸の姿で向かい合わせにされたまま、責め上げられている。 春太郎は芋茎紐を巻きつけた筒具で夫人の秘奥を、夏次郎は小巻きと呼ばれる裏門専用の淫具で菊門を責め立てる。 一方、和枝もまた春太郎から...
新花と蛇

308 母と息子(3)

殺風景な四畳半のその部屋には、小さな和箪笥以外の家具は何もない。天井の梁から鎖が垂らされ、そこに素っ裸の男女が入り口に背を向けて、高々と手を掲げた姿で縛られている。 町子はすぐに、その全裸の男女が村瀬文夫と母親の美紀であることに気づく。和枝...
新花と蛇

307 母と息子(2)

「そう、その調子ですわ」 春太郎は頷くと「最後は奥様が文夫さんの玉袋をマッサージしてあげてくださいな」「いいわよ」 町子は頷くと、文夫のそれを掌で包み込むようにしながら揉み上げていくのだ。「あっ、あっ」 隠微な裏門を和枝の指先によって抉られ...
新花と蛇

306.母と息子(1)

「あー、面白かった」「あんな凄いショーを見たのは初めてだわ」 岩崎の妾二人、葉子と和枝は満足げに語り合いながら、大広間を出て廊下を歩いている。「それはそうと、随分遅くなっちゃったけど、町子さんはどうするの」 少し後から二人に続いている町子を...
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