小説

新 花と蛇(挿絵更新分)

179.静子夫人の絶望(3)

「どうも、このままじゃ埒があかねえや。せっかく静子夫人がやって来たんだから調教をつけてもらおうじゃねえか」森田はそう言うと奉仕を続けている女を荒々しく突き飛ばして立ち上がる。尻餅をついて痛みにうっと顔をしかめた女の横顔を見た静子夫人は「あっ...
新 花と蛇(挿絵更新分)

178.静子夫人の絶望(2)

「な、なんですって」夫人は激しく頭を振った。「あ、あのお嬢さん達にはそんなことは無理ですわ。身体が壊れてしまいます」「そうね。私たちもそう思うわ。だからあんたにこの新しい女奴隷を調教するのを手伝ってほしいのよ」「二人とも出産経験があるから、...
新 花と蛇(挿絵更新分)

177.静子夫人の絶望(1)

ダミヤが捨太郎に激しく責め立てられているその頃、静子夫人は地下の個室でひとりぽつんと座り込んでいた。山内による人工授精が実行されてからは、静子夫人に対する調教はさすがに以前のような激しさは影を潜めている。それを埋め合わせる形で京子や小夜子、...
新 花と蛇(挿絵更新分)

176.ダミヤの涙(3)

「そりゃそうさ。ずいき製の褌だからね」「お、お願いですっ。は、外してくださいっ」「ハハハ、あんたの花婿さんに優しく外してもらうんだね」「は、花婿ですって?」ダミヤの顔色がさっと青ざめる。「な、なんのことですかっ」「いけばわかるさ」義子とマリ...
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175.ダミヤの涙(2)

「確かに、遠山氏の依頼で静子夫人の調査を行っていました。何しろ僕の目の前でさらわれたのですからね。探偵としては大変な失態です。おまけに遠山氏の義理の娘の桂子が団長をしていた葉桜団という女愚連隊に潜入捜査をさせていた助手の京子、そしてその妹の...
新 花と蛇(挿絵更新分)

174.ダミヤの涙(1)

一時は静子夫人と京子の救出を諦めかけた山崎だったが、娘の身を案じる美紀夫人と絹代夫人に懇願され、久美子に励まされてようやく再び戦う気力を取り戻したのだ。しかしその戦いも森田組と葉桜団が仕掛けた偽装タクシーというトリックにまんまと引っ掛かり、...
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