もちろんそれはリアプロの画面の中で、狂おしいほどの身悶えを見せている母の股間にあてがわれたものと同じものではないが、サイズ・色とも極めて似通った淫具だった。またそれはかつて美樹が勤めていたR学園で、美樹の相手となった可憐な女生徒を幾度となく頂上に追い上げたものでもある。
美樹に見せつけられたその玩具の、可愛らしい外観に隠された凶々しさを感じた里佳子は、表情をひきつらせる。
「先生がこれからとてもいいことを教えてあげるわ。緊張しちゃ駄目よ」
美樹はそう囁くように言うと、里佳子の花びらのように可憐な乳首にチュッ、チュッと口吻を注ぎ込む。あっ、と電流に触れたような快感を訴える里佳子。
同時に小刻みに震えるローターが、里佳子の上層の花芯にぴったりあてがわれる。
「ふううっ」
里佳子の美しい眉が歪み、猿轡の下でくぐもった悲鳴が響く。
「あらあら、敏感な娘ね。お母様もここが弱いみたいだけれど、母親譲りってことかしら」
美樹はローターを断続的に里佳子の花芯に軽く押し当てる。そのじれったいような刺激が15歳の美少女をたちまち悩乱の極致に追い込んで行く。
「誠一、始めて」
「わかった」
誠一は美樹と調子を合わせるように、イチジク浣腸の細い管を里佳子の秘蕾に突き立てる。色素の沈着のほとんど見られない美しいピンク色のそれは驚いたように窄まるが、時既に遅く少量の浣腸液が里佳子の腸内にチュルッと流れ込む。
「ふうっ」
里佳子は再び猿轡の下で獣のような叫び声をあげる。処女の身に初めて施される淫らな責めに自分の身体がいったいどうなるのか。里佳子は恐ろしさに生きた心地がしないのだ。
「緊張しちゃあ駄目よ。お母様をみならって、リラックスして思い切り解放された気分になるのよ」
リアプロには裕子がローターを使って裸身を淫らに蠢かせ、男たちの見守る中でついには絶頂に達する姿が繰り返し映し出されている。その映像がぼんやりと視界の隅に映る里佳子は、耳元で囁かれる美樹の声とあいまって何か催眠術にかけられたような感覚に陥って行く。
「もういいわね」
美樹が里佳子の猿轡を外すと、里佳子はハアッと大きくため息をつき、すぐにああっと明らかな喜悦を訴える声をあげるのだ。
美樹は片手でローターを操作しながら、もう一方の手で里佳子の幼さの残る乳房をやわやわと揉みしだき、首筋にチュッ、チュッと音を立てて接吻する。誠一は時々思い出したように里佳子に薬液を注入しながら、敏感な蟻の門渡りから新鮮な女の花層までを攻撃する。
「あ、ああ、あああっ……」
里佳子は舌足らずな声をあげながら幼い身体を震わせる。美樹はさきほどビデオの中で脇坂がそうしていたように里佳子の顎をぐいとつかみ、接吻を注ぎ込む。
「ううっ――」
里佳子は電流に触れたようにブルッ、ブルッと身体を痙攣させる。美樹はようやく念願が叶い、意中の相手をものにした喜びを噛み締めるとともに、里佳子の反応がビデオの母親そっくりであることに愉快さを感じるのだ。
長い接吻を終えた里佳子は、もはや恥もためらいも忘れたようにシクシクと切なげなすすり泣きの声をあげ、被虐性の快感に幼い身体を波打たせている。もはや痺れ薬の影響はかなり弱まっているはずだが、里佳子はもはや強い抵抗は見せず、大きく広げられて青竹につなぎ止められた両肢からは力が抜け、美樹と誠一の玩弄にすっかり身を任せているのだ。
いつの間にか2本分のイチジク浣腸を身体の中に飲み込んだ里佳子は、ああっ、ああっと切なげな声を上げながらいまだ経験したことのない陶酔の頂上へと導かれて行く。
「ああ……どうなるの…先生……里佳子……どうなるの」
初めて味わう甘美な感触にうろたえたような声を上げる里佳子。そんな美少女の妖艶さまで感じさせる身悶えの様子に陶然となりながら、美樹は愛撫の手を強めて行く。
リアプロの大画面にリピートモードで映し出される母親の映像、その無声だが官能の映像に里佳子の声がまるで声優のアフレコのようにシンクロしていく。画面の中の裕子が何度目かのオルガスムスに達し、全身を激しく痙攣させたその瞬間を狙ったように、美少女の菊蕾に装填されたイチジクが握り潰される。そのせつない感触が花芯に当てられるローターのバイブレーションと一体化し、里佳子は生まれて初めての陶酔の極致にああっと悲鳴を上げ、ガクンと首を折った。
幼い花芯までフルフルと震わせ、絶頂の快感に酔いしれている里佳子。その表情は15歳の少女とは思えない、ぞくりとするほどの色っぽさを感じさせる。美樹は引き込まれるように接吻を施すと、里佳子はもはや逆らわず、女教師が差し入れる舌先を甘く吸い返すのだ。
やがて陶酔から冷めた里佳子が形の良い眉をしかめ、下半身をもどかしげに震わせる。
「ああ……お腹が、お腹が痛いわ」
里佳子はそう訴えるが、その声音にはどことなく甘えるような響きが混じっており、美樹は思わず勝ち誇ったような笑みを浮かべる。
「おトイレに行きたいの?」
美樹が意地悪く問いかけると、里佳子は頬を薔薇色に染め、こっくりと頷く。
「はっきり口に出さないと分からないわよ」
「ああ……」
里佳子はもどかしげに大きく身を捩らせ、蚊の鳴くような声で「おトイレに行かせてください……」と訴える。
「聞こえないわ。もっと大きな声でいいなさい」
「おっ、おトイレに行かせてください」
里佳子は自棄になったようにそういうと、ブルブルッと美麗な裸身を痙攣させる。
「あ、ああっ。早くっ。縄を解いて下さいっ。も、もれてしまいますっ」
「おっと、こりゃ大変だ」
誠一はわざとらしい驚きの声を上げて美樹を見る。
「どうする? 美樹」
「そうねえ……」
美樹はさも楽しそうに笑みを浮かべる。
「ここで漏らされちゃうと後始末が大変だわ。かといってトイレに連れて行くのも芸がないし――」
美樹は小首を傾げて考え込む。その間も里佳子は押し寄せる便意を耐え兼ねたように「ああっ、ああっ」と舌足らずの悲鳴を上げながら、下半身をブルッ、ブルッと震わせているのだ。
「浴室へ連れて行きましょう。そこでさせるから、しっかりビデオに収めてちょうだい」
「わかった」
美樹と誠一は里佳子の足をつなぎ止めている青竹に手をかけ、縄を解いていく。
「い、嫌っ。お願いっ」
美樹と誠一の会話を聞いた里佳子は脅えたように何度も首を振るが、2人の同性愛者はかまわず里佳子を引き起こし、浴室へと引き立てて行く。
「みっともないわね。しゃんとしなさいっ。里佳子っ」
お腹が引き絞られるような便意をこらえながら廊下を歩かされる里佳子は、ついついへっぴり腰になる。美樹はそんな里佳子のプリンとした尻をピシャ、ピシャ、と叩きながら叱咤するのだ。
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