小説

新 花と蛇(挿絵更新分)

143.懊悩の限界(5)

「そ、それは……」小夜子は言葉を詰まらせる。確かに朱美の言う通り、小夜子は羞恥心と背徳感を必死で堪えながら文夫と並んで珍芸を演じたり、互いにオナニーを見せ合ったりするところまではなんとかできるようになったが、手であれ、唇であれ、実際に自分の...
新 花と蛇(挿絵更新分)

142.懊悩の限界(4)

「お願いです……子供たちの前で辱めないで」「何を馬鹿なことをいっているんだ」津村は冷酷な笑みを浮かべながら夫人の耳を軽く引っ張る。「親子三人で散々破廉恥な姿を晒しあった癖に恥ずかしがる柄じゃないだろう。それと、昨日僕に抱かれながら、僕の言う...
新 花と蛇(挿絵更新分)

141.懊悩の限界(3)

朱美は4人の奴隷たちの狼狽する姿をさも楽しそうに眺めていたが、自らの惨めな姿を恥じるように裸身をくねらせる美紀夫人の隣りに立ち、夫人の顎に手をかけてぐいと顔を引き上げ、「京子は初対面でしょう、改めて紹介するわ。村瀬美宝石店の美紀夫人よ」と言...
新 花と蛇(挿絵更新分)

140.懊悩の限界(2)

「別に反対じゃないさ。あたいたちも潤う話だからね。だけど、静子夫人も桂子も、もともとはうちらの獲物だったってことを言いたいのさ」「朱美姐さんはあんまり男に興味がないからな」義子はそう言うと笑う。「うちなんか、あんなええ男を奴隷にすることが出...
新 花と蛇(挿絵更新分)

139.懊悩の限界(1)

久美子が二階のホームバーで鬼源と銀子による徹底した責めに完全な屈服を示し始めたころ、同じ階の奥座敷で行われている京子、美津子、小夜子、そして文夫の四人に対する調教も佳境に入っていた。指揮しているのは葉桜団の副首領、朱美であり、これにホームバ...
新 花と蛇(挿絵更新分)

138.無条件降伏(10)

「ああ……そ、そんなこと……悪魔だって絶対に考えつかないわ……恐ろしいことだわ」「あら、今頃気づいたの?」銀子はおかしげにくすくす笑い出す。「お嬢さんたちにとって私たちは悪魔か、地獄の鬼みたいなものよ。奴隷になるということはその悪魔と鬼に身...
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