豆吊りというのは要するに女性の陰核を凧糸なりテグス糸なりで縛り上げ、天井からつり上げるというものです。
最初に考えたのは誰かはよく知らないんですが、創作の世界で初めて見たのは鬼六先生作『肉体の賭け』の久美子に対するものでした。
これは結構衝撃だったのを覚えています。久美子は鬼六作品の中ではいわゆる「京子型」の鉄火娘で空手二段、物語の中では姉の絹代が経営する料亭『松風』を狙う高利貸したちを相手に大立ち回りし、これをぶっとばすという活躍ぶりを示しています。
その久美子が悪漢たちの軍門に降り、これまでの行為の詫びとしてこの「豆吊り責め」を受けます。
勝ち気な玖美子が、女の急所を吊り上げられただけで子供のように泣きわめき、許しを請う――その落差がなんとも刺激的なのです。


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